投稿日2015年2月1日 まちのオアシスを増やし地域の水資源を見直そう

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概要

目的

  • 水道水の飲用利用促進及び地域の水資源への関心を高める。
  • 飲料容器削減による省資源や廃棄物削減、自販機削減による省エネルギーを進める。

実施概要

公共施設や多くの人が集まる場所等に、魅力的な水飲み場や水筒に給水するためのポイントを増設する。

同時に飲料自販機の削減や、水筒の持参キャンペーンなどを行い、ペットボトルなどの容器入り飲料から、水道水を活用するライフスタイルにシフトするきっかけをつくる。

期待効果

その他、特徴的な効果

省資源や廃棄物削減、地域水資源への関心が高まる。

実施内容とポイント

全体を通じたポイント・考え方

  • ペットボトルなどの容器入り飲料と水道水の環境負荷の差を知ってもらえるように働きかけることが重要。(容器の原料、製造、飲料の輸送、冷蔵、使用後の容器のリサイクル等に、水道水の数百倍の環境負荷をかけている)
  • 水道水の源である身近な地下水や河川、水田や山林の涵養作用を保全する大切さに気づいてもらえるように働きかけることが重要。

パーツ1魅力的な水飲み場の増設

実施内容 PR効果のある場所(駅前や観光名所等)に、魅力的な水飲み場を増設する。
ポイント・考え方
  • 景観に配慮した、「飲んでみたくなる」デザインや、冷水機能付きとすること、水筒などに給水できる蛇口も併設することが望ましい。

パーツ2公共施設の飲料自販機の削減

実施内容 公共施設の飲料自販機の台数を減らす。
ポイント・考え方
  • 水飲み場、給茶機等の増設、利用促進とセットで行う。

パーツ3マイボトル利用者増加につながる働きかけ

実施内容 マイボトル利用者の増加や、マイボトル持参者の利便性向上につながる働きかけを行う。
ポイント・考え方
  • ボトルを配布するのではなく、マイボトル持参者への割引販売協力店や給水ポイントを増やすことが利用者の増加につながる。

パーツ4水道水の水源等に関する学習の場づくり、啓発活動

実施内容 地域の水道水の水源等に関する学習の場づくりや啓発活動を行う。
ポイント・考え方
  • 安全な水が飲める環境がいかに恵まれているかを知らせ、水資源保全への関心を高める。
  • 極力、環境部署と水道部署が協力して実施する。

実施主体・協働・推奨される自治体

実施主体

行政

住民・行政参加度

マンパワー
行政主導4:住民・事業者2
資金
行政主導
総合
行政主導4:住民・事業者2

推奨自治体の自然・社会的要件等

いずれの自治体でも実施可能だが、特に、水道事業を自ら行っている自治体、地下水、湧水など水源が身近にある自治体は実施しやすい。

参考事例

自治体名生駒市
事例名生駒の水PR事業 
参考URLhttp://sui-do.jp/oasis http://www.city.ikoma.lg.jp/water/customer/water_quality.html#anc06