投稿日2015年2月1日 プロジェクトチーム制による横断的なプロジェクト推進

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概要

目的

  • 複数の部署にわたる重要な施策又は課題及び限られた期間内に解決又は処理を要する行政課題に対応する。
  • 機動的かつ横断的に調査研究、企画立案、施策形成を実施する。

実施概要

行政内部の組織の枠を超えた「横断的組織」である庁舎内横断プロジェクトチームを結成する。関係職員等の知識、経験及び能力をチームに結集し、調査研究、企画立案、施策形成を実施する。

期待効果

その他、特徴的な効果

職員の政策形成に関する能力及び意識の向上が図れる。

実施内容とポイント

全体を通じたポイント・考え方

  • より多くのアイデアを、より客観的にブラッシュアップできるよう、大勢で議論を行う。
  • 自由で斬新なアイデアが出やすく、施策で最も大事な「住民視点・利用者視点」が入ってくるよう、直接の実務担当課できない職員を含む組織横断的な人選とする。

ステップ1 現状把握と課題整理

実施内容 現状把握をし、担当部署での行政課題を整理する。
ポイント・考え方 課題の大きさ、性質、対象範囲、対応方法を検討する。

ステップ2 横断的組織設置の検討

実施内容 課題対応、解決のために、横断的に組織化して実行するものかどうかを検討する。
ポイント・考え方 部門ごとに有する知識や手法などを横断的に活用するものであるか、また広く多角的な視点により取り組むべき課題であるかを検討する。

ステップ3 プロジェクトチームの設置

実施内容 横断的組織によるプロジェクトとすることを決定した上で、対応するプロジェクトチームを設置する。
ポイント・考え方 組織規則等を制定し、プロジェクトチームを定義づける。

ステップ4 プロジェクトチームの構成

実施内容 プロジェクトチームの人選を行い、組織横断によるチームを構成する。
ポイント・考え方 対応組織、年齢別、役職別など状況に応じ、人選する。

ステップ5 プロジェクト実施

実施内容 組織化されたプロジェクトチームによる協議、検討により、機動的かつ横断的に調査研究、企画立案、施策形成を実現する。
ポイント・考え方 誰のために、何を、どうやってするのかという目的・テーマを決定するとともに、その達成目標を設定する。

実施主体・協働・推奨される自治体

実施主体

自治体

住民・行政参加度

マンパワー
行政主導
資金
行政主導
総合
行政主導

推奨自治体の自然・社会的要件等

小さくても大きくても組織横断によるプロジェクトチーム化は可能である。

ただしプロジェクトの内容、性質によっては担当所属による専門的な対応がより効果的であるため、行政課題の把握がポイントである。

参考事例

自治体名京都府京丹後市
事例名京丹後市プロジェクトチーム設置『新公共交通体系構築プロジェクトチーム』