投稿日2016年3月31日 風のまちの挑戦〜エネルギーの地産地消

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概要

目的

風力発電などの再生可能エネルギー事業を推進するための基本計画を自治体が策定し、地域活性化などにための収益を還元できる地域主導型の事業として推進する。

実施概要

先進自治体でこれまで長年取り組んできた風力発電事業のノウハウを積極的に活用し、農山漁村再エネ法による基本計画を策定し、地域特性を生かしたゾーニングや事業計画の認定などを行い、自治体と地域エネルギー事業者との協働の体制を構築する。
地域内での情報共有と共に、同様の取り組みを行う自治体と全国的なネットワークを構築し、広く情報発信を行う。

期待効果

その他、特徴的な効果

風力発電以外の再生可能エネルギーについても、地域の資源や特性を生かして地域主導で事業を進める計画づくり。
地域のエネルギー需給や経済効果を評価し、資源や経済の地域循環につなげる。

実施内容とポイント

全体を通じたポイント・考え方

自治体により策定された基本計画やゾーニングに基づき、自治体が認定した地域エネルギー事業者が事業を実施する。
全国的なネットワークを構築し、情報共有して波及効果を狙う。

ステップ1全国ネットワークの構築と情報共有

実施内容 全国発電推進市町村全国協議会などのネットワークへ参加し、情報を共有する。

ステップ2基本計画やゾーニングの策定

実施内容 農山漁村再エネ法に基づく基本計画やゾーニングを策定する。

ステップ3風力発電などの事業計画の認定

実施内容 風力発電などの事業計画を認定する。
ポイント・考え方 地域エネルギー事業の中間支援組織などを活用し、地域主導の事業を構築する。

ステップ4地域エネルギー事業の実施および評価

実施内容 地域主導での地域エネルギー事業として実施し、積極的に評価する。

ステップ5地域内の情報共有および地域外への情報発信

実施内容 地域エネルギー事業のモデルとして地域内での情報共有および地域外への情報発信をする。

ステップ6エネルギーの地産地消

実施内容 電力自由化による地域内での小売電気事業を実施する。
ポイント・考え方 やまがた新電力などが参考になる

ステップ7地域内での再生可能エネルギー事業の推進

実施内容 地域内で、再生可能エネルギー事業(バイオマスなど)を推進する。
ポイント・考え方 地域資源の活用がポイントになる

実施主体・協働・推奨される自治体

実施主体

住民・行政参加度

マンパワー
住民・事業者3:行政主体3
資金
住民・事業者4:行政主体2
総合
住民・事業者4:行政主体2

協働によりどのような相乗効果を期待できるか

基本計画は自治体が策定するが、地域の民間企業や市民と協働した地域エネルギー事業とすることで、合意形成や地域での資源やエネルギーの循環を図る。

推奨自治体の自然・社会的要件等

数万人規模の自治体
風況や再生可能エネルギーの資源に恵まれ、風力発電等の適地があること。

参考事例

自治体名山形県庄内町
事例名庄内町農山漁村再生可能エネルギー基本計画の策定
参考URL http://www.town.shonai.lg.jp/kurashi/gomi/energy/nousanngyosonnenergy.html

庄内町に豊富に 存在する資源を有効に活用し、再生可能エネルギーの導入により農山漁村の活性化を図る

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