投稿日2016年3月31日 我が家の省エネ診断(サーモグラフ活用含む)

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概要

目的

  1. 省エネ、断熱の状況を見える化することで、効果的な対策につながる。
  2. 省エネの住まいや暮らし方について理解が深まり、対策の主体者となる人が増える。

実施概要

我が家のエネルギー使用量を季節ごとに把握し、その特徴をつかむ。
その後、夏・冬の日常生活で困っている個所に対して、サーモグラフィで温熱状態を確認し、その対策方法について学び、自分で対策を選ぶ。
このことをとおして、省エネ・断熱についての意識を高める。
また、家族の今後の変化予測による家電や機器の買い替え時期や機種等についても知識が得られる講座や情報の提供を行う。

期待効果

その他、特徴的な効果

  1. 予算に合わせて対策の重要箇所を優先的にとることができる。
  2. 様々な省エネ、断熱の対策でどれが有効か画面で確認することができる。

実施内容とポイント

全体を通じたポイント・考え方

  • うちエコ診断等、エネルギー使用の調査や診断と併せてサーモグラフを活用することで、家族で確認する機会となり、家族で省エネの意識を高めることができる。
  • 具体的な対策を予算に合わせて取り組める省エネや断熱の提案が有効である。

ステップ1我が家のエネルギー使用量を調べてみよう!

実施内容
  • 1年間のエネルギーの使用量を見て使用量の多いところや、それはなぜかを話し合う。
  • うちエコ診断などを通して、平均より使いすぎているか、省エネ行動なのかを診断する。
  • 家の中で家族が集まるところはどこかを考える。
  • 家の中で居心地が悪い(寒い・暑い)などの場所を出し合う。
ポイント・考え方
  • 契約しているエネルギー事業所に問い合わせをすることで使用量は得られる。
  • 居心地が悪い場所で優先的に対策をとる必要がある場所について考える。
  • エネルギーの使用量が多い、少ないは家族構成や室内で飼っている生物などにも影響される。そのような状況の把握も大事。

ステップ2居心地のいい場所にしよう!

実施内容
  • 居心地の悪い場所の温熱環境を調査する。
  • 放射温度計、サーモグラフを活用し、原因を確かめる。
  • 原因が分かった時点で、どのような対策を採用できるかを考える。
  • 対策をとったら、削減予測を「うちエコ診断」ソフトを活用し知る。
ポイント・考え方
  • 対策を取りたい家に伺い、対策を家族で考える。
  • 省エネは対策と共に家族の日常の行動が大切なので、できるだけ家族で集まることが大事。

実施主体・協働・推奨される自治体

実施主体

住民・行政参加度

マンパワー
住民・事業者4:行政主体2
資金
住民・事業者3:行政主体3
総合
住民・事業者4:行政主体2

協働によりどのような相乗効果を期待できるか

住宅のリフォームに補助金を出す場合に、本調査を行い、効果的な取り組みを進めることができる。

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