政策・活動パッケージの使い方とモジュールの組み合わせ方

投稿日 2014年3月26日

エネルギー政策・活動パッケージのモジュールは、その一つひとつを施策や活動を考える参考事例として使うことは、もちろん可能です。

 

しかし、より大きな効果を得るためには、地域の特性と現況を把握し、地域の将来像の実現、目標達成をめざし、バックキャスト方式で、政策・活動モジュールを構造化して組み合わせて実践していくことが必要です。

 

それこそがこの政策・活動パッケージの本来的な用い方です。

具体的な政策・活動パッケージの使い方と、モジュールの組み合わせ方の手順を示します。

手順

1 「現状・問題」「アウトカム」の明確化

まず、最初に、対象となる自治体の現状と、解決したい課題がなんであるのかを明確化しましょう。

そして、新しい政策パッケージの導入でどのような成果を出したいのか(目標)を考えましょう。

2 パッケージの中心・柱となるモジュールの決定

前段で、決めた現状と目標をつなぐ、全体の柱となるモジュールを探しましょう。

3 関連モジュールの抽出、決定

柱となるモジュールの前提モジュールや派生モジュール、並行モジュール、そのまた前提・派生・並行モジュールを見ていく中で、今回の現状と目標をつなぐために必要なものを選択しましょう。

考えを整理するためのシート

名称未設定

組み合わせ例

  1. 環境基本計画策定
  2. 再生可能エネルギー普及
  3. 環境まちづくり
  4. 水循環