はじめに
私たち環境首都創造ネットワークでは、政策活動パッケージの活用を目指し、2016年2月1日に実際にモジュールを組み合わせるワークショップを開催しました。
ここでは、その成果を共有したいと思います。
モジュール組み合わせの手順はこちら
現状と課題、アウトカムの設定
課題
画に描いた餅にならない、地域を持続可能な社会・環境を大切にしたまちにしていくためのビジョン・戦略・具体的なプロジェクト・推進体制が整った環境基本計画を策定したい
現状・課題の明確化
- 風車のまちとして有名
- 町のポテンシャルが認識されていない
- 環境への関心や行動が見えない
- 市民・ステークホルダーの参加経験が少ない
- それぞれの政策が関連付けられていない
- 人材育成、教育研究分野の取り組みが不足している
目指すアウトカムの明確化
風車の町・アニメ主人公のまち
モジュール組み合わせ図
ワークショップの結果、下図のようなモジュールの組み合わせ図ができました。
使われたモジュール
- 環境学習のリーダー養成
- 幼保・小・中・高等学校版ISO
- 子どもたち自らが主体的な環境教育プログラム「エコスクール」
- 地域協働で体系化された小学校、中学校全学年を通したESD教育
- 環境基本計画・ローカルアジェンダ21の協働推進組織
- エネルギーポテンシャルの把握と評価
- 風のまちの挑戦〜再生可能エネルギーの拠点づくり
- 農地を活用した太陽光発電事業
- 台所と農業をつなぐ地域内循環事業
- 地域資源をつないだ多彩なグリーンツーリズム感動体
- Uターン・Iターン窓口
その他既存事例で今回のケースに使えそうなもの
- 自治体が運営するPPS
- 若者政策と住民自治をすすめる取り組み
- 再エネ拡大のための人材育成
- UIターン者と地域が共同で行う、地域の特性に合わせた産業づくり
- 大学連携による経済効果の評価と水素技術など革新技術の開発