投稿日2016年3月30日
みどりのカーテン
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概要
目的
- 夏場に遮光することで、エアコンの電力消費量を削減する。
- 多くの住民の参画、参加を得て、コンテスト形式で、アイデアのある省エネルギー生活実現をすすめる。
実施概要
- 土づくり、プランター準備の指導
- 種や苗の配布
- 成果をコンテスト形式で競い合う
- 住民等による実行委員会等を形成し、コンテストの評価方法(省エネ意識向上も盛り込む)などに工夫を凝らし、年中行事的な取り組みに育て上げる
期待効果
その他、特徴的な効果
- 難しいとされる家庭部門・事業部門の電力消費量とCO2削減に効果がある
- 住民団体が指導することで住民のエンパワーメントにつながる
実施内容とポイント
全体を通じたポイント・考え方
より多くの参加を得て実施効果を得ることが重要。そのために積極的に参画する住民を中心とした実行委委員会を結成し、多様なアイデアを出し、地域恒例のイベントにしていく。
ステップ1実行組織の形成
実施内容 |
環境問題に熱心に取り組む住民、エコリーダー養成講座修了生とともに実行組織を結成し、事業全体の企画運営を担う。
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ポイント・考え方 |
委員の参画意識を高めるために、参加者が積極的にアイデアをだせるように会議の方法を工夫する
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ステップ2土づくり・育成講座の実施
実施内容 |
- みどりのカーテンの効果、育てる植物の種類や育て方・ネットの張り方を紹介する。
- 受講した人に種や苗を配布する。
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ポイント・考え方 |
- 土づくりも重要
- 大きいプランターを使えば、マンションでもゴーヤを育てられる
- 初めての人は、苗から育てた方が簡単(ゴーヤはなかなか発芽しない)
- ゴーヤは摘芯をしなければ雌花が咲かない(実りが少ない)
- 実がついたら追肥が必要
- 生ごみからたい肥をつくるとごみ削減になる
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ステップ3みどりのカーテンの利用とPR
ステップ3-1 みどりのカーテン体験ツアー
実施内容 |
地域でみどりのカーテンに取り組んでいる事業所や公共施設を見学する。
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ポイント・考え方 |
役所でも率先してみどりのカーテンに取り組む。事業所にも取り組んでもらう
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ステップ3-2 エコ料理教室
実施内容 |
ゴーヤの実を使った親子向け料理教室を実施する。
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ポイント・考え方 |
チラシや自治体広報紙にとどまらない広報、小学校や町内会等へ参加を依頼する
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ステップ4コンテストの開催と実施率調査
ステップ4-1 コンテストの実施と表彰
実施内容 |
みどりのカーテンを立派に育てたかどうかだけでなく、温暖化についての意識が高まったか、雨水等の利用があったか、などの広がりについても評価する。
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ポイント・考え方 |
- 副賞をより豊かにするため、商工会、流通小売店、商店街、店舗等に協賛をしてもらい、賞品を提供してもらう
- 表彰式は、市区町村長も参加し、入賞者の省エネアイデアの発表(インタビュー)なども交えて和やかな交流の場とする
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ステップ4-2 みどりのカーテン実施率調査の実施
実施内容 |
地域でどれだけ実施している家庭や事業所があるか住民とともに調査し、結果を発表する
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ポイント・考え方 |
環境部局もしくは実行組織のHPでもコンテストと実施率調査の結果を発表する
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実施主体・協働・推奨される自治体
実施主体
行政、住民・行政の協働組織
「マンパワー」は運営の仕方によってどちらにもなるが、住民主体に運営した方が、創意工夫がうまれ、自治体にとっては省力化が図れる。
住民・行政参加度
推奨自治体の自然・社会的要件等
自治体の規模、自然条件に関係なく取り組める。プランター栽培が可能なことから、横浜市、板橋区、江東区などの大都市でも行われている。
また関東の自治体の多くが、住民に働きかける地球温暖化対策として、みどりのカーテンに取り組んでいる。
参考事例
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