2017年度 環境首都創造 公開セミナー

投稿日 2018年1月23日

■開催趣旨

2016年11月、パリ協定は採択から1年を待たずに発効しました。また、国連は「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」を全会一致で採択し、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」を掲げました。世界は、まさに脱化石、そして持続可能な社会へ向けて大きく舵を切ろうとしています。
このような世界的要請に応えなければならないのは、日本の地域社会も同様であり、地域社会はその変化による社会的影響も大きく受けます。さらに私たちの地域社会では、人口減少、高齢化、雇用の確保、地域の文化や環境の保全など、様々な課題にも戦略的に取り組む必要があります。
私たち環境首都創造NGO全国ネットワークでは、これらの要請に応えるための自治体の総合計画、ローカルアジェンダ21、環境基本計画、地球温暖化対策実行計画などのモデルプランを自治体に提案しようと昨年度から検討を進めています。
本セミナーは、このような課題認識のもとでの、NGO、自治体、研究者による学習と意見、情報の交流の場として開催いたします。

■内容

[ 1月31日(9:40開場 10:00~16:30)]
10:00 開会あいさつ、趣旨説明
10:10~11:50 レクチャー1
「欧州環境先進自体のネットワークと自治体の先進的な活動(仮題)」講演、質疑応答
(講師:増原直樹さん(総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)、杉山範子さん(名古屋大学准教授))
11:50~12:50 昼食休憩
12:50~14:30 レクチャー2
「北九州市の環境政策~SDGsを実現するまちづくり~」講演、質疑応答
(講師:大庭繁樹さん(北九州市環境局総務課環境政策広報係長))
14:40~16:20 レクチャー3
「地球温暖化対策計画から始まる持続可能な地域づくり」講演、質疑応答
(講師:田中信一郎さん(地域政策デザインオフィス代表理事))

[ 2月 1日(9:40開場 10:00~12:00)]
10:10~11:50 レクチャー4
「地方自治における気候変動対応策のあり方」
(講師:白井信雄さん(法政大学教授))

■会場

[ 1月31日] メルパルク京都 4階研修室1、2(京都駅烏丸口すぐ)
[ 2月 1日] しんらん交流館 1階会議室D(東本願寺北側(烏丸花屋町西入ル))

■参加費

無料(本セミナーは、(独法)環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します)

■主催

環境首都創造NGO全国ネットワーク

■協力

環境首都創造ネットワーク、環境自治体会議(予定)

■参加申込方法

「氏名」「所属」「連絡先」「参加日」を office@eco-capital.net までお知らせください。
複数名でのご参加も歓迎いたします。また、部分参加も可能です。ただし、部分参加をご希望の方は、どのレクチャーに参加希望かをあわせてお知らせください。
会場のキャパシティを超えた場合は参加できなくなりますので、できるだけ早めに参加をお知らせください。